刑務所獄中記【人の不幸は甘い蜜】刑事施設拘束1530日

自分よりも不幸で不運な人がいることを知ることで、悩んでいる人や迷っている人に少しでも元気を与えることが出来れば良いなと思います

仮釈放

配役された工場の担当刑務官は所内でトップクラスの気違いで有名㉘

考査期間が終わり、A工場への配役が言い渡 された。座り作業で、拘置所と同じ紙袋の制 作作業なのでお腹いっぱいだった。工場の世 話役が居室が隣室のI君を紹介してくれた。 運動時にグランドをI君とウォーキングをし ながら、A工場について色々と教えてもら…

判決の日。求刑6年なので、4〜5年の判決だと考えていたが㉓

判決の日がやってきた。 妙に落ち着いている。 逮捕されてから今日の判決までを振り返ると 無罪主張で戦うべきだったという後悔だけが 残っている。今後二度と犯罪に手を染めはし ないが、戦うということを辞めてはいけない ということは胸に刻んでおかなけ…