刑務所獄中記【人の不幸は甘い蜜】刑事施設拘束1530日

自分よりも不幸で不運な人がいることを知ることで、悩んでいる人や迷っている人に少しでも元気を与えることが出来れば良いなと思います

工場長

くだらない理由の喧嘩で5回目の懲罰となる㊼

約1週間ぶりにG工場へと戻ってみると、 すっかり"ヒヒ”帝国"となっていた。 考査の時以上に皆が声を張り上げていたし、 指先や通路を曲がる時などの所動作は徹底さ れていた。キモかった。閉鎖ユニットの正担 が言っていた通り、ヒヒから皆の前で「所動 作が…

いい歳こいたオッサン共が馴れ合うのはマジでキモい、まるで女子校㊳

次の配役はE工場となった。 立ち作業なので、飯も特A食となった。職業 訓練で自爆テロを決行してくれたNちゃんや 地元が同じ人が2人もいたので安心感が湧い た。ただ、このE工場もホールで座る場所は 完全固定化されていたし、各々の卓には卓長 がいた。同じ…

真夏の刑務所の暑さと臭さ。作業席が横のハーフのあだ名はドリアン㊱

懲罰が終わり閉鎖ユニットから解放されるこ とになった。朝食後に主任が居室まで来てD 工場への配役を言い渡された。D工場へ連行 されている途中に職員から、「D工場は厳し い工場なので、頑張るんだぞ」とアドバイス を受けた。D工場に着いてから、工場長か…